● Principles
原則
目的が判定基準、構造がルールの骨格。以降の章はすべてここから導かれる。
目的(PLAN.md・2026年3月)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゴール | Shopifyアプリ(AMPシリーズ)のダウンロード促進。「Shopifyアプリ会社としての強み」を明確に打ち出す。 |
| ターゲット | Shopifyストアオーナー・EC運営担当者/配送・予約管理に課題を持つ事業者/中〜大規模EC運営者。 |
| デザイン方向性 | シンプル・クリーン(Linear / Notion ライク)。プロフェッショナル・信頼感・余白多め・テキスト中心。実績は形容詞でなく数字(7.5年・10,000+)で語る。 |
ブランドの3層構造
| 層 | ルール |
|---|---|
| ① ロゴ(不変) | 「&d」シンボル+「and d」ワードマーク。黒 #000000 か白のみ。配置・クリアスペース・最小サイズ・Co-branding 含め Logo Guidelines v1.3 が唯一の基準(本書では繰り返さない)。 |
| ② モノクロの土台 | 白地・黒テキスト・ヘアライン罫線とニュートラルグレー。情報の階層はサイズ・ウェイト・黒白反転で作る。ここに色は使わない。 |
| ③ アクセント(1色) | 自社の文脈では AMP Blue、クライアント提案では相手のブランドカラー。運用ルールはカラー章で一括定義。 |
● What's New
v2.0 の変更とその根拠
3月版実装のトーンは維持しつつ、既製品感と流行依存を取り除いた。変更は4つ。
| 変更 | 根拠 |
|---|---|
アクセントを #2563EB → #2B4EE0 | 旧値は Tailwind CSS の既定色(blue-600)そのままで、無数のサイトと同じ「設定していない色」。わずかに深く電気的なカスタムブルーにして所有感を出す。AA 準拠は維持。 |
| グラデーションを全廃 | パステル紫青のヒーローグラデと青グラデ文字は 2023〜25年の生成AIサイトの典型で、最も早く古びる要素。ブランドの「フラット・高コントラスト」原則にも反していた。 |
| 装飾=「&d」マークの透かし+ドットグリッド | 誰にも真似できない装飾はロゴだけ。ヒーローの空気は透かしマーク(不透明度4〜5%)と細かいドット地で作る。ロゴ本体の使用ルール(v1.3)とは別物の「モチーフ利用」として定義。 |
| カードをグレー塗り → 白地+ヘアライン枠 | 枠線ベースの面分割のほうが軽く、余白が生き、Linear/Notion 的な現代のプロダクト感に合う。グレー面はセクション帯だけに役割を限定。 |
● Color
カラー
ニュートラルは青みに寄せない純グレー系。サイト再構築時にこの表を実装値の正とする。
#000000 のまま一切触らない。面・テキストの黒は #0B0C10。視覚上は同じに見えるが、「ロゴの色は変更しない」原則を守るための線引き。コーポレート土台ではグラデーション全面禁止(画像・写真内は除く)。唯一の例外は製品サブブランド面 → AMP(製品)デザイン。アクセントの運用(本書で唯一の定義)
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 使う場所 | テキストリンク・小ラベル(RELEASE / NEWS・アイブロウのドット)・本文中の強調(太字+色)・黒バンド見出しの句点(Let's talk.)。 |
| 使わない場所 | ボタン(プライマリは黒/白)・白地の見出し・本文・面(背景)・グラデーション。 |
| 黒地上 | 明るい側 #7C93FF を使う(#2B4EE0 は黒地でコントラスト不足)。 |
| 面積 | 1画面・1スライドあたり5%以下。0でもよい — モノクロだけで完結する画面は常に正解。 |
| クライアント提案時 | 青の座席を相手のブランドカラー(公式指定色・1系統+濃淡まで)に差し替える。青との同居は禁止。実例: 横浜FC=水色×紺、藤枝MYFC=紫。 |
機能色(意味を持つ色・装飾には使わない)
| 色 | 用途 |
|---|---|
| Green #15803D | ポジティブな補足情報のみ(例:「14日間の無料体験あり」)。 |
| Amber #D97706 | レビューの星のみ。テキストには使わない。 |
テキストカラーとコントラスト
全テキストで WCAG AA(4.5:1 以上)を満たす。ロゴの低コントラスト背景禁止(v1.3)と同じ基準。
| 役割 | 色とルール |
|---|---|
| 本文 | #0B0C10。黒地上では白。 |
| 補足・カード内説明 | #52525B。カード上・12px以下の小さい文字はこれを使う。 |
| メタ情報 | #A1A1AA — 白地の14px以上のみ。黒地上の補足もここまで(それより暗いグレーは不可)。 |
| 青のテキスト | 白地・帯上では #2B4EE0、黒地では #7C93FF。 |
● Typography
タイポグラフィ
テキスト中心のデザイン — タイポグラフィがほぼすべて。見出しは「英語のディスプレイコピー+日本語のリード」の二段構え。英語が空気を作り、日本語が意味を運ぶ。
書体(媒体別に確定)
| 媒体 | 欧文・数字 | 和文 | ウェイト |
|---|---|---|---|
| Web | Poppins | Noto Sans JP | 400 / 600 / 700 の3つのみ |
| スライド | Noto Sans JP(Google スライド標準)。pptx 生成等で使えない場合のみ Arial 代替 | 400 / 700 | |
斜体は使わない。数字は常に tabular-nums。名刺・印刷物は Web に準ずる。欧文は v2.2 で Inter → Poppins に変更(ロゴと同じ幾何学・単層 a の骨格。Inter は二層 a でロゴと骨格が合わなかった)。あわせて Display のウェイトを 800 → 600、字間を -0.015em → +0.02em に(ロゴのモノライン風ストロークと広い字間に合わせる)。
タイプスケール(固定値)
スライドは36pt。ヒーロー・CTAバンドの主役
your store
#52525BDisplay の直下で意味を補う
スライドタイトルは22pt。アイブロウとセットで
#A1A1AA青のドットを添えてよい
単位・+は約60%サイズ。補足は12px
#52525Bカテゴリ英語ラベルは11px
#A1A1AAカード内の補足は12px
#52525B#2B4EE0末尾に「→」。下線なし
この段の間のサイズ(例: 34pxの見出し)は作らない。足りないと感じたらウェイトと余白で調整する。
● Spacing & Grid
スペーシングとグリッド
and.d らしさの半分は余白でできている。値は8pxの倍数だけを使い、迷ったら広い方を選ぶ。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| スペーシングスケール | 8 / 16 / 24 / 32 / 48 / 64 / 96 px のみ。中間値(20px・40px等)は使わない。 |
| コンテンツ幅(Web) | 最大 1040px・左右パディング 24px(モバイル 20px)。テキストブロックは最大 44em。 |
| セクション上下(Web) | 96px(モバイル 56px)。黒バンド・帯も同じ。詰まった白場は作らない。 |
| 見出しブロック内 | アイブロウ→見出し 8px、見出し→リード 12px、リード→本文エリア 32px。 |
| カード | パディング 24px、ギャップ 16px、角丸 12px・枠 1px #E4E4E7・影なし(ホバーで枠色を1段濃く)。 |
| ボタン | 角丸 8px。カードより一段小さい丸みで階層を作る。 |
| グリッド | 2 / 3 / 4 カラムの等幅のみ。変則は「主役カード1枚+等幅」まで。 |
| スライドのマージン | 上下 8%・左右 7% の内側にだけ要素を置く。タイトルは左上固定(センタリングは表紙と締めのみ)。 |
● Components
コンポーネント
サイトも資料もこの5部品の組み合わせで作る。同じ役割の情報は必ず同じ部品で反復する。
your store
| 共通ルール | 内容 |
|---|---|
| セクションのリズム | 白 → 帯 #F4F4F5 → 白 → 黒バンド、と面の明度で区切る。帯の上でもカードは白+枠。 |
| ボタン | プライマリ=黒地白文字(黒地上では白地黒文字)。セカンダリ=白地+ヘアライン枠。 |
| ロゴ配置 | Web: ヘッダー左上に黒・フッター(黒地)に白。スライド: 左上・1枚に1箇所・最小幅70px。 |
| &d 透かし(モチーフ) | ヒーローと黒バンドのみ・1画面1回・不透明度4〜5%・画面端で見切らせる。ロゴとしての使用ではないためクリアスペース規定外だが、テキストとは重ねない。 |
| 実績バッジ | 受賞・認定ロゴ(Shopify・Microsoft等)は原本カラーのまま並べてよい。自作の装飾は加えない。 |
| スクリーンショット | 角丸8px+ヘアライン枠で載せる。生の四角い画像を直接置かない。個人情報はぼかす。 |
● Site Structure
サイト構成(PLAN.md より)
再構築時のページ構成と、AMPシリーズ各LPの標準セクション。技術スタックは Next.js 14(App Router)+ Tailwind CSS + TypeScript + Vercel。
| ページ | 内容 | 優先度 |
|---|---|---|
/ トップ | ヒーロー・統計・バッジ・AMPセクション・Services・News・CTA | ★★☆ |
/amp ハブ | AMPシリーズの概要・一覧・比較 | ★★★ |
/amp/delivery-datetime | 配送日時指定.AMP LP | ★★★ |
/amp/delivery-custom | 配送カスタム.AMP LP | ★★★ |
/amp/ticket-reserve | チケット&予約管理.AMP LP | ★★★ |
アプリLPの標準セクション(7つ・この順で)
| セクション | 使うコンポーネント |
|---|---|
| 1. Hero | キャッチコピー+CTA(App Storeへ)。コンポーネント① |
| 2. 課題提起 | ターゲットの悩み。テキスト中心・カード2〜3枚 |
| 3. 機能一覧 | プロダクトカード(③)のグリッド |
| 4. 料金プラン | 等幅カラムのプラン表。推奨プランだけ黒枠で強調 |
| 5. 導入事例・レビュー | 統計3連(②)+事例カード。★は Amber |
| 6. FAQ | 罫線区切りのアコーディオン。装飾なし |
| 7. CTA | 黒バンド(⑤) |
● Slides
資料への展開
スライドはサイトと同じ部品・同じトークンで組む。黒CTAバンド=表紙、統計3連=実績、プロダクトカード=コンテンツカード。カラー運用はカラー章、マージンはスペーシング章に従う。
| 資料固有のルール | 内容 |
|---|---|
| フッター | 左: 株式会社 and.d / 右: 資料名 ・ 宛先 御中。全コンテンツスライドに。 |
| 装飾 | コンテンツ面に色地・写真・透かしを敷かない。&d 透かしは表紙・締めのみ可。 |
| 強調 | 太字+アクセント色のみ・1スライド1〜2箇所。赤字・マーカー・下線・影は使わない。 |
| 1スライド1メッセージ | タイトルは「見出し」ではなく「言いたいこと」。タイトルだけ拾い読みして主張が追える構成に。詰め込むならスライドを分ける。 |
● AMP · Product Sub-brand
AMP(製品)デザイン — サブブランド層
ここまでの章はすべて and.d コーポレートの土台(モノクロ+AMP Blue #2B4EE0・グラデ全廃)。この章はその上に載る製品サブブランド「AMP」だけの例外を定義する。土台のルールが既定で、ここに書いた差分だけが AMP 面で上書きされる。
レイヤーの役割分担
| レイヤー | 基準 | 使う面 |
|---|---|---|
| コーポレート (and.d) | モノクロ土台+#2B4EE0、グラデ全廃、&d 透かし+ドット地 | コーポレートサイト・会社紹介・提案書・全社スライド |
| AMP (製品) | ダーク基調+ブライト青 #15B9FF、navy→cyan グラデ可 | App Store リスティング・製品LP・製品スライドの表紙/締め・OGP・製品バナー |
| アプリ内UI | Shopify Polaris 準拠。独自コンポーネントを作らない | Shopify 管理画面内のアプリ画面 |
#2B4EE0 と AMP 青 #15B9FF を混ぜない。「会社が語る面」か「製品が語る面」か、どちらの人格かを先に決める。アプリ内はブランド色を主張しない — UI は Polaris のトークンに従い、AMP らしさはリスティング・マーケ面で出す。AMP カラー
#15803D・Amber #D97706 は土台の定義そのまま。AMP が足すのは「青の人格」と「ダーク基調」だけで、色数を増やさない。AMP グラデーション(グラデが許される唯一の場所)
コーポレート土台のグラデ全廃はそのまま。AMP 製品面の表紙・ヒーロー・OGPに限り、下のダークグラデを使ってよい。コンテンツ面(本文・カード・表)には敷かない。
Shopify App
Built to amplify
your store.
EC ストアの可能性を、配送も予約もデータも一つずつ広げる。
App Store で見る →| 値 | 定義 |
|---|---|
| グラデ本体 | linear-gradient(115deg, #01002C, #011A52, #0148C8, #0F9BE6, #15B9FF)。暗いコーナーから明るい青へ一方向。放射・多方向・パステルは不可。 |
| 方向 | 斜め一方向(100〜135°)。光の抜けは1箇所だけ。 |
| 文字 | 白抜き。ディスプレイは太字(Hiragino Sans W7 / 英語も同等の太さ)。補足は rgba(255,255,255,.82) まで。 |
| 使わない | コンテンツ面・白地・アプリ内UI・コーポレート面。青グラデ文字(文字自体をグラデ塗り)も不可。 |
ロゴ・名称
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 製品名 | 表記は .AMP/総称 AMPシリーズ(表記ルール章に従う)。「Borderless」は旧名 — 新規制作では使わない。 |
| 製品ロゴ(A マーク) | あり — B(BORDERLESS)と同じリボン折りの造形言語で作られた兄弟マーク(2025.10 制作)。グラデ版は AMP 面(ダーク基調・表紙・ヒーロー・OGP)のみ。ダーク版(モノクロ)は白地・コーポレート面・資料でのサブブランド表記に使用可。原本: Drive ブランドガイドライン amp (1).pdf(本書 assets/amp/ に複製)。
|
| 旧 B / BORDERLESS マーク | Borderless 時代のワードマーク・B ロゴは AMP に引き継がない。既存資産は順次 .AMP 表記へ差し替え。※ 現行 Figma「Borderless Design System」は旧名のまま。要リネーム。 |
| コーポレートとの署名 | 製品面のフッター等の会社署名は 株式会社 and.d。&d ロゴは着色しない(AMP の青を乗せない)。 |
#15B9FF/Hiragino Sans W7)。表紙のグラデは Unsplash 写真を敷いたもので、ブランド固有の定義ではなかったため、上の CSS グラデとして再定義した。アプリ内コンポーネントUI は Polaris 準拠のため本書では扱わない。● Writing
表記ルール
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 社名 | ロゴ表記は and.d(小文字+ドット)。正式名 株式会社 and.d、英文 and.d Inc.。And.d AND.D and-d は不可(ドメイン・メールアドレスを除く)。 |
| プロダクト名 | 配送日時指定 .AMP — 「.AMP」まで含めて正式名。総称は AMPシリーズ。カテゴリ英語ラベル(Shipping / Booking / Retention / Data)を添える。 |
| 英語コピー | ヒーロー・CTA・アイブロウのみ。短く・動詞から(Built to amplify / Let's talk)。本文は日本語。 |
| 日付 | ニュースは 2026.03.28、資料の表紙は 2026年6月16日。和暦は使わない。 |
| 数字 | 10,000+ 7.5年+ — 単位・+込みで短く、桁区切りカンマあり。仮の数字には「仮」「目安」を必ず添える。 |
| トーン | 断定しすぎない提案調(「〜できます」「〜と考えています」)。売り込みより「一緒にやる相手」の語り口。 |
● Cheat Sheet
チートシート
制作前に30秒で見返す要約。詳細は各章(ここに書いていないルールを発明しない)。
Do
- 「信頼感が増すか」「白と黒で組み青で指し示すか」で判定
- 迷ったら色を減らし、余白を増やす
- 面で塗らず、線(#E4E4E7)で区切る
- 英語コピーの直下に日本語リード
- 実績は数字で(統計3連)
- 成果物は git か Drive に保存してから共有
Don't
- コーポレート面のグラデーション(AMP 製品面の規定を除き禁止)
- 白地での青見出し・青ボタン
- 小さい文字・カード上の
#A1A1AA - AMP Blue とクライアントカラーの同居
- ロゴの着色・変形・エフェクト
- 8の倍数以外の余白、タイプスケール外のサイズ
- 赤字・マーカー・下線・影付き文字
● Governance
運用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出典の優先順位 | ① Logo Guidelines v1.3(ロゴ)② 本書(トークン・コンポーネント・媒体別適用)③ PLAN.md(設計意図の記録)。矛盾したら上位に従い、本書を直す。 |
| 公開範囲 | 本書は社外秘。noindex 指定+直リンク共有のみ(チーム・協力デザイナー向け)。 |
| 正本の管理 | ソースは ~/dev/anddtokyo/andd-design-guideline(git 管理)。Vercel に同名プロジェクトとしてデプロイ。サイト再構築後は corporate-site リポジトリへ統合予定。 |
| 次のステップ | ① claude.ai 履歴からサイトコード回収を試す ② PLAN.md+本書どおりにサイト再構築・HEX確定 ③ Google スライドテンプレート化(自社版+提案版)。 |
| 更新履歴 | v0.1〜0.5 資料ガイドラインとして作成→サイト基準化→プロレビュー反映 → v1.0〜1.1 PLAN.md 統合・重複一元化 → v2.0 ゼロベース再設計(カスタムブルー #2B4EE0・グラデ全廃・&d 透かし+ドット地・ヘアライン枠カード) → v2.1 製品サブブランド層「AMP」を追加(ブライト青 #15B9FF・ダーク基調+navy→cyan グラデをAMP面に限り解禁・アプリ内UIは Polaris 準拠。旧 Borderless Design System からの採録) → v2.2 欧文書体を Inter から Poppins に変更(ロゴと同骨格の幾何学サンセリフ。コーポレートサイトに適用済み) → v2.3 .AMP の A マークを収載(2025.10 制作の既存ロゴ。v2.1 時点で「専用マークなし」としていたのは本 PDF の見落とし。グラデ版=AMP面のみ/ダーク版=白地可)。 |